【初期設定】RXT1500 Dsub(シリアル) なしで設定

RTX1500が安く手に入った(¥6000)
 
RTX1500はIPv4(192.168.x.x)が
デフォルトで割り当てられておらず
設定にはD-sub9ピンケーブル(クロス)でつなぐ必要があるらしい。
今どきのPCにはD-subはついていないためUSB変換でつなぐのが無難だろう。
 
配線はこんな感じになる。
PC-USB to D-sub9ピン[BSUSRC0605]-延長アダプタ[AD-D9FF]-クロス変換アダプタ[AD-R9]-RTX1500
 
USBと延長アダプタは出てきたが
クロス変換が見つからなかった。
買うのも面倒...
 
ソフトを使えば同期してIPv4を割り当てられるそうだが
環境を整えるのが面倒...
 
残された道はIPv6・・・
 
そこで試してみた!
 
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Lan1(1番、左のポート)にLANケーブルを差しPCとつなぐ。
 
IPv6アドレスはMacアドレスから求めることができる。
MacアドレスはRTX1500の裏側に書いてある。
 
MACアドレス⇒EUI-64 変換する。
このサイト↓で求めることもできるが一応書いておく。
 
1:Macアドレスは00-A0-DE-35-E4-04とする。
2:これを半分に分けて、間にFF-FEを入れる。
 「00-A0-DE」-「FF-FE」-「35-E4-04」
3:始めの00を02にする。
 02-A0-DE-FF-FE-35-E4-04
4:4桁ごとに区切る
 02A0:DEFF:FE35:E404
これでIPv6アドレスを作ることができた。
5:リンクローカルユニキャストアドレスのため、頭にfe80::をつける
 fe80::02A0:DEFF:FE35:E404
 
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Windows7場合
telnetをたたく為には有効にする必要がある。
”プログラムと機能”→”windwsの機能の有効化 無効化”→ ”Telnet クライアント”にチェックを入れる
 
●XPの場合
>ipv6 install と入力
次にhosts(c:\windows\system32\drivers\etc)に
 fe80::02A0:DEFF:FE35:E404 [ホスト名(設定名)] を追加する。
※編集にはメモ帳などを使う。
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↑の設定完了後、コマンドプロンプト
>ipconfig と入力
ローカルエリア接続:
・・・・
リンクローカルIPv6アドレス: fe80::02xx:xxFF:FExx:xxxx%10 この値をアドレスの最後につける
・・・・
 fe80::02A0:DEFF:FE35:E404%10
 
>telnet fe80::02A0:DEFF:FE35:E404%10 と入力
設定がうまくできていれば
Password:_ と表示される
パスワードは設定されていないため 空Enter
 
RTX1500 Rev
Copyright・・・
  ・
  ・
>administrator と入力
Password:
--------
 
これでいじる準備ができた。
 
IPv4のアドレスを設定する。
# httpd service on
# httpd host any
# ip lan1 address 192.168.0.1/24  <好きなIPに変える
# dhcp service server
# dhcp scope 1 192.168.1.0-192.168.1.255/24
 
実行したコマンドをわかりやすくするために名前を付ける
#console prompt [RTX1500]
 
設定が終わったらsaveコマンドを忘れずに!
# save
save後[RTX1500]#_ という表記に変わる。
 
あとはwebブラウザで 192.168.0.1と入力でおk
 
以上です。
 
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追記
webでError503が出る場合
# httpd host any で回避できる。
セキュリティ的にはお勧めはできません・・・・