【Wimdows7】 USB転送速度の高速化 【Windows Server 2008 R2 】

MicrosoftサポートのKnowledge Base(以下、KB:ナレッジベース)を巡回していたところ
という文章があった。
 
USB転送はUsbstor.sysというドライバーが管理している。
ただデフォルトでは、最大転送サイズが64KBしかない。
 
そこで、今回のKBを当てることにより、
最大転送サイズを2MBまで拡大することが出来る。
 
今まで小さかった配送用のダンボール箱を大きなものに変えるイメージ。
 
KB2581464をDL&インストール↓
 
バグの修正ではなく、個人にお任せのKBのため、メールでURLが送られてくる。
(タイトル:ご依頼の修正プログラムのダウンロードリンク hotfix■microsoft
 
 
インストールするだけでは、意味がなく、
手持ちのUSBストレージ(USBメモリ、外付けHDDなど)をレジストリに登録する必要がある。
 
まず、手持ちのUSBストレージのVIDとPIDを確認。
 
バイスマネージャより
ユニバーサルシリアルバスコントローラ”→”USB大容量記憶装置”→”プロパティ”→
”詳細タブ”→プロパティより”ハードウェアID”を選択。
 
値に”USB¥VID_xxxx&PID_yyyy”と表示される。
VIDとPIDを合体させた値をメモしておく。
 
イメージ 1
 
画像の場合、”USB¥VID_0789&PID_0177”なので”07890177”。
 
次に、
windowsスタートボタン”→”検索:regedit”→”レジストリエディタ”が起動。
"HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\usbstor”へ行く。
usbstor上で右クリック→新規→キー→キー名を入力(VIDとPIDを合体させた値)
 
キーを作成することが出来たら、キーを開いた状態で、何もないところで右クリックをし、
DWORD(32ビット)を選択。
新しい値となるのでMaximumTransferLengthに変更する。
これを開き、値は16進数で200000と入力。
(2MB→16進数:200000)
 
Microsoft公式では1fffe0であるが、
バイト変換すると2097120Byte。
2MBまで拡張するって言うのに、なぜか中途半端な値である。
 
2097120Byte=1.99996948242188MB
2MB=2097152Byte
 
1MB=1024KB=1,048,576byteで計算
 
適用後は再起動を忘れずに。