【Mini-STX】 Asrock Deskmini 110 組上げ【小型PC】
Asrock Deskmini 110 の特徴などを書いていく。
これまでに、小型PCと呼ばれるものがあったが
ノート向きCPUを使用したものが多く、スペックに不満があった。
今回、MiniSTX規格において、デスクトップ向きCPUを使うことかできる。(TDP65wまで)
そこで小型でデスクトップ並みをコンセプトにくみ上げた。
構成は以下の通り
キット:Asrock Deskmini 110/B/BB ¥16794
CPU:i7-6700 3.4Ghz ¥32446
Mem:Kingstone DDR4-2133 32GB(16GBx2) HX421S13IBK2/32 ¥19170
SSD:Crucial MX200 256GB ¥8726
CPUクーラ:Noctua NH-L9i $39(米amazon)
グリス:DX1 ¥1291
合計:¥89088
グラフィック性能以外においては、デスクトップPCと良い勝負ができそう。
しかし、ケースの高さが低いため大型CPUクーラを積むことができない。
そのため、負荷をかけるとあっという間に温度が上昇する。
まだ、グリスがなじんでいないというのもあるかもしれないが
室温25℃でフルロード:70℃前後、アイドル時:30-40℃
と言う感じである。
30mmアルミ(アイネックス)を採用した。
現状使えるクーラーは
リテール(intel)、小太刀(サイズ)、NH-L9i(Noctua)
JANUS CAC-EXAIJ-U01(XIGMATEK) 、Silence i-Plus(サイズ)
47mm以下であれば使用可能であるが
C7(CRYORIG)はバックプレートが干渉するので注意。
今後、MiniSTXに最適なCPUクーラが発売されたることを願う。
■無線に関して
M.2規格のモジュールでないと挿せないので注意すること。
アンテナはケースに対応している穴があるため、ニッパーなどで穴を開ける。
バリをしっかりとらないとうまくはまらないので、ヤスリやニッパーで削ると良い。
MHF4のケーブルに関してはebayなどで取り扱いがある。
19cmと書かれた物が多いが、20cm以上ないと取り回しが厳しいので注意。
可能であれば23cm前後がベスト。
WLN-Cの付属のケーブルは21cmと29cmであったが
ヒートシンクを取り付けたため、21cmではぎりぎりであった。
■USBポート増設に関して
この規格の難点としてUSBポートの少なさが挙げられる。
そこで変換名人のPCIB-USB2/2FLを使うことにより
側面にUSBポートを2つ追加できる。
店頭では¥1400前後、amazonでは¥750前後で購入可能。
ケーブルが長いため、ケーブルをまとめる金具を潜らせ、
ループを1つ作った。
金具へ潜らせるためには、一度フェイスプレートを外した方がやりやすい。
また、上手く取り回しができないと、ケース自体が閉まらないので注意。
付属のねじは普通のインチねじである。
見栄えを良くするには、スプレーなどで塗装すると良いだろう。