【FIAT】PUNT AUX DELPHI 改造【カーオーディオ】

フィアット・プント ラウンジ(以降ラウプン)を所有している。
オーディオは今どきのモノではなく、CD/ラジオのみで
標準で、AUXの端子やBluetoothがあるわけではない。

海外のファーラムをみてみるとDIYでAUXを有効にしている人がいた。
それもケーブルをつなぐだけとお手軽なもの。

そこで試してみた!

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ラウプンは2012年にマイナーチェンジをしたモデルで
社内インテリアにプントEVOと大きな違いはない。

ラウプンは、プント第3世代に分類される。
グランデプント(2005)→プントEVO(2009)→プントラウンジ(2012)→ディスコン(2018/8):生産終了

搭載されていたカーオーディオは、DELPHI製 F199FL JPNである。
MEDIAボタンがあるということは、機能的にはあると考えられる。


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AUXピンがあるようにみえるが、これに接続してもAUXにはならない。

AF R,AF L,AFをイヤホンジャックに変換し、
D IN,D OUTをショートさせるとAUXが使えるようになる。

まず、Amazonなどでケーブルを購入する必要がある。
購入するのは青いコネクターのプラグである。(\400~800)
BOSCH、BLAUPUNKTと互換があるため
検索ワードは”AUXケーブル BOSCH or Blaupukt”

このケーブルを接続しただけでは、MEDIAボタンを押しても
”No Source Available”と表示され、AUXは使えない。
そこでDピンをショートさせる。

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コンポーネントを取り外すのにはリムーバーが必要になる。
購入してもいいが、それに\1500出すのは無駄と思う。
ワイヤーハンガーで自作することができる。

リムーバーを穴に入れ、カチッとロックされる感触があった後
外側に引っ張るように引き上げると、コンポーネントを外すことができる。
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コンポーネントを引き出し、端子を接続する。

青コネクタに入れる圧着端子がなかったため、
ホームセンタで、カーオーディオ用の圧着端子を購入した。(\200)

また、ショートさせるようのケーブルも忘れずに(\200)

ここでは110型の端子を使って、適当な長さで自作している。
端子のカシメは、ラジオペンチで曲げている。

端子の幅が大きいため、コネクターの一部を切り取る必要がある。
カッターで簡単に切ることができる。

ネクターとショートケーブルを接続後、コンポーネントの電源を入れる。

MEDIAボタンを押し、 ”AUX”と表示されれば成功!
また、イヤホンジャックをスマホに差し、音が鳴るか確認。
オーディオのボリュームは下げておくこと。
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座席の横からケーブルを出すことができるため、
運転席、助手席好きなほうから取り回しを行う。

取り回しができたら、あとは戻すだけである。
イヤホンジャックを引っ張ると、端子が抜ける恐れがあるため
他のケーブルとひとまとめにしておくこと。

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