HP ProCurve Switch 1810G-24

HP ProCurve 1810G-24 Switch(J9450A)
 
・写真(中身あり)
 
<仕様>
・24ポート(オートセンシング10/100/1000)
・寸法:17.12(奥)×44.25(幅)×4.39(高)cm
・重量:1.96kg
Flash:8 MB
SDRAM:16 MB
・BufferMemory:512KB
・CPUに関してはヒートシンクがハンダで固定されていたので拝めそうに無い。(公式公開なし)
 
・レイテンシ
 100MB:<4.7μs(64バイトパケット)
 1000MB:<3.0μs(64バイトパケット)
スループット:最大35.7mpps(64バイトパケット)
・スイッチング容量:48Gbps
MACテーブル:8000エントリ
 
 IEEE 802.1p Priority
 IEEE 802.1Q VLAN
 IEEE 802.3ad Link Aggregation Control Protocol(LACP)
 IEEE 802.3x Flow Control
 IEEE 802.1AB Link Layer Discovery Protocol(LLDP)
 RFC 1534 DHCP/BOOTP Interoperation
 RFC 2030 Simple Network Time Protocol(SNTP)v4
 
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¥6500で購入。
チーミング(静的リンクアグリケーション)を組むために導入。
 
構成としては
PC(Intel Gigabit ET Dual Port Server Adapter 82576)⇔HP1810G-24⇔YAMAHA RTX1500
 
FW:
2013/8/1のP.2.12が最新。
 
コンフィグガイド
 
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IE11では一部GUIに不具合があったので
Firefox(32.0.2)で編集を行った。
 
この機種はコンソールポートがなく、WEBGUI上で設定をする。
そのため、コンソールへはデフォルトで以下のように割り当てられている。
IP:192.168.2.10
Mask:255.255.255.0
Gateway:0.0.0.0
 
まず、操作するPCのネットワーク設定を変更する。
IP:192.168.2.20
Mask:255.255.255.0
 
これで192.168.2.10をブラウザ上で叩けばログインすることができる。
現在。YAMAHA RTX1500のIPは、192.168.1.1~割り当てられているので
同一IP(192.168.1.x)にするために、1810Gの設定を変える。
 
左側の”NetworkSetup”→”Get Connected”より変更。
Protocol Type→DHCPにすると、1810Gの設定には入れなくなるため、必要に応じて変更。
IP Address→WEBGUIに入るためのIP 192.168.1.10
以下は必要に応じて変更。
 
ここでApplyを押すと設定が反映される。
WEBGUIのIPが変わったため、192.168.2.10からは入ることができなくなる。
192.168.1.10で入り直す。
 
このとき、PCのIPが192.168.2.20に固定されているため、IPの取得を自動にする。
 
まずこれで入ることができるか確認。
できなければ、1810Gをファクトリーリセットする。
ResetボタンとClearボタンを10秒押し、Resetボタンを離す。
このときにリンクLEDが点滅するので、Clearボタンを離す。
これでファクトリーリセットができる。
 
・SNTPの設定(時間)
Network Setupより
 Enable SNTPにチェック
 IP:210.173.160.27
 
・TimeZone
 GMT+9:00
 
・LED消灯設定
Switching→Green Featuresより
 GreenMode:Enable 
 
・ループ対策
Switching→Loop Protectionより
 Loop Protection:Enable
 Loop Protection Select:ALL
 Action:Long and Shutdown
 
Trunks→Trunk Configuration
 Create:チェック
 TrunkName:適当な名前
 Static Capabilityにチェックを入れておく(Modifyにチェックを入れてから編集)
Trunks→Trunk Membership
 Trunk id:Trunk1 などを指定(IE11ではうまく表示されなかった)
 チーミングをするポートに”M”をつける
 これでポートをまとめることができる。
 
ここまでの設定は全てApplyで保存してあるため
電源を落としてしまうと、クリアされる。
Maintenance →Save Configurationより
設定の保存を行う。
 
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ファンレス仕様であったが、発熱が気になったので
ファン(40mm角)x2をつけてみた。
電源は内蔵であり、そこから12Vをかんたんに取り出すことができる。
 
左右の側面にしか排気口がなく、左側は基板で埋まっているため
右側に設置するしか無い。
 
また、12v直で電源を取るとファンの回転数がMAXでとてもうるさく感じる。
7Vや5Vに落とすと良くなる。外聞の電源(4PIN)から取り込むとやりやすい。
 
ファンレスのメリットを消している気がするが気にしない。