【無線ルータ】WN570HA1【不具合】

屋外対応無線ルータWN570HA1を購入したが、
DHCPの設定が上手くいかなかった。

具体的には、LANsettingよりDHCP設定画面にいけるが
Applyボタンを押すことが出来ないという現象だった。

サポートに連絡して、ファームをもらい、早速書いてみた。

挙動としては問題なく、親ルータからDHCPが配られるようになった。

ソースを読んでみると、設定したモードで切り分けをしているらしい。
ルータモードの時に表示されるようになっている。

lan.stmlにはアクセスできるため、そこで設定を変えることは可能。




【改造】sonoff TH10【ESPEasy】

sonoff TH10 というスマートスイッチを購入した。
電源コンセント等にとりつけると、ネットワーク制御できるというものだ。

近年、IoT(Internet of Things)がどうのと言われているが
今回の目的は、サーバラックの冷却である。

サーバラックといっても、ルータ等やハブが入れてあるだけで
そこまで発熱が大きくない。
ファンを24h稼働で動作させてみたが、騒音問題に悩まされた。

そこで、サーバラック内温度をセンサーで検出し、
閾値温度になったら、ファンを稼働させることを目標とする。

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公式ファームウェアでも制御は可能であったが
スマホからしかアクセスできない、中華サーバへアクセス等
使いづらさがあったため、"ESP_Easy"というファームを導入する。

ESP8266というマイクロコントローラユニット用に開発された

ボードバージョンによって、コントローラが違う。
書き換えるファームの選択間違いのないよう注意すること。
最新のものは、後者である。
ver1.x:ESP8266、Ver2.x:ESP8285

ESPEasy

ESPEasy FW

DLミラー
設定が壊れた時のために、1024用のブランクファイルをアップしておく。
これで完全にリセットをすることができる。
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1.本体を分解し、シリアル通信できるように改造をする必要がある。
必要なものは
①ストレートピンヘッダ
②USB-TTL 変換ケーブル
③半田、コテ

2.本体を分解し、基板左下にピンを取り付ける。
上から GND、TX、RX、3V3となっている。
注意点:USBからのTX、RXは逆になるように接続する。

イメージ 1

3.USBをPCに接続する。
注意:物理ボタンを押しながらUSBを接続すること(FW書き換えモードにするため)
※ドライバがないと認識されないため、注意!

この時、デバイスマネージャのポート番号を確認する。
FWを流しこむときに必要となる。

4.「FlashESP8266.exe」を実行し、ポートとFWを指定する。
TH10/16のフラッシュは1MBのため、1024のものを指定する。

エラーが表示される場合は、
シリアルピンの確認、ボタンを押しながらUSBを挿しているか確認。

5.書き込みが完了後、USBの抜き差しをするかUSBを抜きコンセントへ接続する。

6.wifiにて「ESP_Easy_0」へ接続する。
 パスワードは「configesp」

7.ウィザードに従って、無線lan親機に接続する。
 IPが配られたのちに、ブラウザでアクセスできる。

8.センサー、LED、ボタンの設定をしていく。
各GPIOは下記の通り。
・GPIO13 – LED(青色)
・GPIO12- リレー(電源ON・OFF)
・GPIO0 – 物理ボタン

・HardwareタブにてLED、リセットの設定をする。
GPIO13 がLED(青色)となる。
ボタンにリセット機能を割り当てておく。
イメージ 4

9.Devicesタブにてセンサー、スイッチの設定をする。
ここで設定したタスクをルール制御できる。
タスク1:温湿度取得
タスク2:ボタン取得
タスク3:センサー状態取得
イメージ 2

10.各種ページで設定することができる。
センサー読み取り間隔はここで設定する。
イメージ 3

11.Rulesタブはデフォで表示されていないため、
Tools→Advanced→Rulesにチェックを入れることで有効になる。
イメージ 5

12.Rulesにスクリプトを記入することで制御できる。
イメージ 6
今回やりたいことは、
センサー値を判断してリレーをONかOFFにすること。
記述の方法が少し癖があるため注意。

wikiにて記述方法が書いてあるので一度読むと良いだろう。


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<code>
on sensor#Temperature do //自動制御
if [sensor#Temperature]>25 //ここでセンサーを参照し、判断。ここでは25度以上を判定基準とする
gpio,12,1 //25度以上であれば、リレーをONにする。つまり電源ON。
else
gpio,12,0 /25度以上でなければ、リレーをOFFにする。つまり電源OFF
endon

On button#Switch Do //ボタン制御でONOFFできるかテスト中
    If [button#Switch] = 0
        gpio,12,0
    Else
        gpio,12,1
EndOn


【Windows10】インストールエラー 0x80300024【エラー】

Windows10をクリーンインストールしようとしたところ
インストール先ドライブを選択後、
エラーが発生しインストールができなかった。

エラーコードは「0x80300024」というもの。

原因としては、インストール先ドライブのブート順が関係していた。

BIOS画面にて
ドライブの起動順の設定を確認し
OSを入れるドライブを1stに変更する。

これで大丈夫なはず。

【au光】Yamaha RTX DMZ 設定【2重ルータ】

au光を契約したところPPPoE認証ではなく
ルータ(Aterm BL900HM:ホームゲートウェイ)の
MACアドレスで認証を行っていた。

そのため、
PPPoEスルーやブリッジを使って
2重ルータにすることはできない。

MACアドレスを偽造して、
接続することは可能ではあるが
定期的にチェックが入るため、
接続できなくなることがあるらしい。
(他ブログ記事より)

安定性を求める上で、
切断問題&ルータ性能が低くては話にならない。

また、RTX1500の性能を生かすことができない。

そこでホームゲートウェイDMZホスト機能を活用して
RTXへ直接パケットを投げることができないか考えた。

DMZホスト機能を有効にするには
[詳細設定]→[その他の設定]→[DMZホスト機能]
DMZホスト機能:チェックを入れる
DMZホストのIPアドレスDMZで使用するIPを入力
 →今回は192.168.1.10
イメージ 2

フローとしては以下のようなイメージ。
イメージ 1

■BL900HW:ホームゲートウェイ 
 プライマリーIP:192.168.0.1
 DHCP:192.168.0.2-192.168.0.255
 DMZ:192.168.0.10

■RTX1500
 プライマリーIP:192.168.1.1
 DHCP:192.168.1.2-192.168.1.255
 LAN2でインターネット接続(DMZ)し、
 LAN1でLANを構築する。
 また、無線LANを環境に入れる。

RTXのコンフィグは以下のようになる。

ip route default gateway 192.168.0.1
ip lan1 address 192.168.1.1/24
ip lan2 address 192.168.0.10/24
ip lan2 nat descriptor 1
nat descriptor type 1 masquerade
nat descriptor address outer 1 192.168.0.10
dhcp service server
dhcp scope 1 192.168.1.10-192.168.1.100/24
dns server 192.168.0.1
dns private address spoof on

これでlan1のどのポートからでも繋がるはず。

他ブログのコンフィグで
LAN分割機能(port-based-ks8995m/port-based-option)を
有効していたため、lan1-1しかIPが降られないので注意。
※デフォルトではoff。

GooglePingを飛ばし、チェック(10回の平均値)を行った。
結果は以下の通りで、
RTX1500の性能が活用されているのではないかと考える。
ゲートウェイのみ使用:7ms
DMZでRTX1500を使用:3ms

【Mini-STX】 Asrock Deskmini 110 組上げ【小型PC】

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Asrock Deskmini 110 の特徴などを書いていく。

これまでに、小型PCと呼ばれるものがあったが
ノート向きCPUを使用したものが多く、スペックに不満があった。
今回、MiniSTX規格において、デスクトップ向きCPUを使うことかできる。(TDP65wまで)

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そこで小型でデスクトップ並みをコンセプトにくみ上げた。
構成は以下の通り

キット:Asrock Deskmini 110/B/BB ¥16794
CPU:i7-6700 3.4Ghz ¥32446 
Mem:Kingstone  DDR4-2133 32GB(16GBx2) HX421S13IBK2/32 ¥19170
SSD:Crucial MX200 256GB ¥8726
CPUクーラ:Noctua NH-L9i $39(米amazon
Wifiモジュール:Intel AC-8260 M.2 ¥2861+キット¥3800
グリス:DX1 ¥1291

合計:¥89088

グラフィック性能以外においては、デスクトップPCと良い勝負ができそう。

しかし、ケースの高さが低いため大型CPUクーラを積むことができない。
そのため、負荷をかけるとあっという間に温度が上昇する。
まだ、グリスがなじんでいないというのもあるかもしれないが
室温25℃でフルロード:70℃前後、アイドル時:30-40℃
と言う感じである。
チップセットの発熱が気になったのでヒートシンクを取り付けた。
30mmアルミ(アイネックス)を採用した。

現状使えるクーラーは
リテール(intel)、小太刀(サイズ)、NH-L9i(Noctua)
JANUS CAC-EXAIJ-U01(XIGMATEK) 、Silence i-Plus(サイズ)
47mm以下であれば使用可能であるが
C7(CRYORIG)はバックプレートが干渉するので注意。

今後、MiniSTXに最適なCPUクーラが発売されたることを願う。
イメージ 2 イメージ 6

■無線に関して
M.2規格のモジュールでないと挿せないので注意すること。
アンテナはケースに対応している穴があるため、ニッパーなどで穴を開ける。
バリをしっかりとらないとうまくはまらないので、ヤスリやニッパーで削ると良い。

MHF4のケーブルに関してはebayなどで取り扱いがある。
19cmと書かれた物が多いが、20cm以上ないと取り回しが厳しいので注意。
可能であれば23cm前後がベスト。

WLN-Cの付属のケーブルは21cmと29cmであったが
ヒートシンクを取り付けたため、21cmではぎりぎりであった。
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■USBポート増設に関して
この規格の難点としてUSBポートの少なさが挙げられる。 
そこで変換名人のPCIB-USB2/2FLを使うことにより
側面にUSBポートを2つ追加できる。

店頭では¥1400前後、amazonでは¥750前後で購入可能。
ケーブルが長いため、ケーブルをまとめる金具を潜らせ、
ループを1つ作った。

金具へ潜らせるためには、一度フェイスプレートを外した方がやりやすい。
また、上手く取り回しができないと、ケース自体が閉まらないので注意。
付属のねじは普通のインチねじである。
見栄えを良くするには、スプレーなどで塗装すると良いだろう。
イメージ 8イメージ 9


【Mini-STX】 Asrock Deskmini 110 構成【小型PC】

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Mini STX規格のベアボーンキットを購入した。
以下の構成で組む。
BIOSのアップデートがきているので要確認。
主に互換対応によるアップデート。
LANにintelチップを使っているため、
OS導入後ドライバーを導入しないとネットが使えないので注意。

キット:Asrock Deskmini 110/B/BB
CPU:i7-6700 3.4Ghz
Mem:Kingstone  DDR4-2133 32GB(16GBx2) HX421S13IBK2/32
SSD:Crucial MX200 256GB
CPUクーラ:Noctua NH-L9i
Wifiモジュール:Intel AC-8260 M.2
Wifiキット:WLN-M (MHFケーブルとアンテナのみ使用)
 
注意点としては
・CPUはTDP65wまで(k付きは無理)
WifiモジュールはM.2接続のもの
Wifiモジュールとアンテナ接続はMHF4プラグが必要であること
・CPUクーラーは47mmくらいまでにする。50mmではぎりぎり
マザーボードの裏面にSSD,HDDをマウントするため、発熱に注意

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電源はACBEL POLYTEC製 ADC027がキットに付属している。
スペックとしては19V 6.32A 120W である。
コネクタは5.5×2.5mm(外形×内径)。
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【Buffalo】 DD-WRTから元に戻す & OpenWrtの導入 【改造】

"WHR-HP-G300N"を"DD-WRT"化したが、
エラーのせいか、気絶していることが多かった。(制限されたネットワークになってしまう)
 
そこで、"DD-WRT"から"OpentWrt"へ移行することにした。
 
ここでは"WHR-HP-G300N"で作業を行っているが
他の機種でも同様の内容である。
 
 
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"DD-WRT"が入っているため
一度、Buffalo純正ファームに書き戻す必要がある。
 
これにはTFTPを使ってファームを流し込む必要がある。
 
win7win8の場合は、デフォルトで
TelnetやTFTPが、ONになっていないため設定が必要である。
 
1. [プログラムと機能]の左側のメニューヵら、[Windowsの機能の有効化...]をクリック。
2."Telnetクライアント""TFTPクライアント"にチェックを入れる。
 
また、ファイアウォールの設定をオフにしておく。
 
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<ダウンロードしておくファイル>
 
1.純正ファームウェアを公式ページよりダウンロードしてくる。
  ダウンロードしてきたものを、解凍・展開しておく。
 
2.TFTPツールをダウンロードする。
  ここでは”linksys-tftp.exe”を使用する。
 
3."OpenWrt"のファームをダウンロードする。
  [factory]と付いているものは、Buffaloのアップデート画面からアップグレードできる。
 
☆安定版
  BarrierBreaker(2014年リリース)
 
 
☆次世代
Chaos Calmer(2015年~)
 
 
--------------------
 
DD-WRTの設定をクリアしておかないと、
不安定になりやすいため、削除する。
 
1.コマンドプロンプトを管理者モードで起動する。
2.telnetコマンドでDD-WRTに接続する。(デフォルトでは、192.168.1.1)
3.以下コマンド
 ログイン
  telnet 192.168.1.1
  user name : root
  Pass : admin
 
 必要コマンド
  erase nvram
  reboot
これで設定がリセットされる。
 
--------------------
 
WindowsのLan設定を 以下のようにする。
 IP : 192.168.11.2
 Mask : 255.255.255.0
 Gateway : 192.168.11.1
 
--------------------
 
管理者モードのコマンドプロンプト
接続するNICMACアドレスを指定する。
 route print と入力
 イメージ 1
 
インターフェイス一覧に表示される先頭の番号をメモする。
この場合、「5」である。
 
--------------------
 
ARPを設定する。
管理者モードのコマンドプロンプト
 netsh interface ipv4 add neighbors "インターフェイス番号" 192.168.11.1MACアドレス
 
インターフェイス番号は、メモした番号。
MACアドレスは、ルータのシールに書いてあるSSIDから求める。
SSID : 001d12345678 」であれば 「 00-1d-12-34-56-78 」 となる。
 
つまりこのような形になる。
 netsh interface ipv4 add neighbors  5 192.168.11.1 00-1d-12-34-56-78 
 
WZR-HP-AG300Hで試した際には、SSIDからではなく
02-aa-bb-cc-dd-20 という固定Macアドレスでいけた。
Enterのタイミングとしては、
LAN LED(薄く点灯)→USB LED(点灯)→LAN LED(全灯)→LAN差し込み済 LED(点灯)
このタイミングで押す
 
 
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”linksys-tftp.exe”を起動し、設定をする。
 Server : 192.168.11.1
 Pass : なし
 File : 展開した、純正ファームの場所を指定
 Retry : 30times
 
--------------------
 
ルータの電源を入れると同時に、
”linksys-tftp.exe”の[ Upgrade ]を押す。
 
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ファーム書き換えが完了するまで、そのままにしておくこと。
 
完了後、" 192.168.11.1 "にブラウザでアクセスすると
Buffaloのブラウザ設定画面が開く。
 ユーザー名 : root
 パスワード : なし
または
 ユーザー名 : admin
 パスワード : password
 
ファームウェアアップデート画面より、
”openwrt-ar71xx-generic-whr-hp-g300n-squashfs-factory.bin”を指定し、
アップデートを実行する。
 
--------------------
 
インストール完了後、ブラウザで " 192.168.1.1 "で
OpenWrtにログインすることができる。
 
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デフォルトでは、英語のため日本語のインターフェイスに変更する。
[ System ]→[ Software ]→[ Update ]→
[ Available pakages ]⇒ " luci-i18n-japanese " をインストール。
 
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導入手順は以上で完了。