【Buffalo】 DD-WRTから元に戻す & OpenWrtの導入 【改造】

"WHR-HP-G300N"を"DD-WRT"化したが、
エラーのせいか、気絶していることが多かった。(制限されたネットワークになってしまう)
 
そこで、"DD-WRT"から"OpentWrt"へ移行することにした。
 
ここでは"WHR-HP-G300N"で作業を行っているが
他の機種でも同様の内容である。
 
 
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"DD-WRT"が入っているため
一度、Buffalo純正ファームに書き戻す必要がある。
 
これにはTFTPを使ってファームを流し込む必要がある。
 
win7win8の場合は、デフォルトで
TelnetやTFTPが、ONになっていないため設定が必要である。
 
1. [プログラムと機能]の左側のメニューヵら、[Windowsの機能の有効化...]をクリック。
2."Telnetクライアント""TFTPクライアント"にチェックを入れる。
 
また、ファイアウォールの設定をオフにしておく。
 
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<ダウンロードしておくファイル>
 
1.純正ファームウェアを公式ページよりダウンロードしてくる。
  ダウンロードしてきたものを、解凍・展開しておく。
 
2.TFTPツールをダウンロードする。
  ここでは”linksys-tftp.exe”を使用する。
 
3."OpenWrt"のファームをダウンロードする。
  [factory]と付いているものは、Buffaloのアップデート画面からアップグレードできる。
 
☆安定版
  BarrierBreaker(2014年リリース)
 
 
☆次世代
Chaos Calmer(2015年~)
 
 
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DD-WRTの設定をクリアしておかないと、
不安定になりやすいため、削除する。
 
1.コマンドプロンプトを管理者モードで起動する。
2.telnetコマンドでDD-WRTに接続する。(デフォルトでは、192.168.1.1)
3.以下コマンド
 ログイン
  telnet 192.168.1.1
  user name : root
  Pass : admin
 
 必要コマンド
  erase nvram
  reboot
これで設定がリセットされる。
 
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WindowsのLan設定を 以下のようにする。
 IP : 192.168.11.2
 Mask : 255.255.255.0
 Gateway : 192.168.11.1
 
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管理者モードのコマンドプロンプト
接続するNICMACアドレスを指定する。
 route print と入力
 イメージ 1
 
インターフェイス一覧に表示される先頭の番号をメモする。
この場合、「5」である。
 
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ARPを設定する。
管理者モードのコマンドプロンプト
 netsh interface ipv4 add neighbors "インターフェイス番号" 192.168.11.1MACアドレス
 
インターフェイス番号は、メモした番号。
MACアドレスは、ルータのシールに書いてあるSSIDから求める。
SSID : 001d12345678 」であれば 「 00-1d-12-34-56-78 」 となる。
 
つまりこのような形になる。
 netsh interface ipv4 add neighbors  5 192.168.11.1 00-1d-12-34-56-78 
 
WZR-HP-AG300Hで試した際には、SSIDからではなく
02-aa-bb-cc-dd-20 という固定Macアドレスでいけた。
Enterのタイミングとしては、
LAN LED(薄く点灯)→USB LED(点灯)→LAN LED(全灯)→LAN差し込み済 LED(点灯)
このタイミングで押す
 
 
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”linksys-tftp.exe”を起動し、設定をする。
 Server : 192.168.11.1
 Pass : なし
 File : 展開した、純正ファームの場所を指定
 Retry : 30times
 
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ルータの電源を入れると同時に、
”linksys-tftp.exe”の[ Upgrade ]を押す。
 
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ファーム書き換えが完了するまで、そのままにしておくこと。
 
完了後、" 192.168.11.1 "にブラウザでアクセスすると
Buffaloのブラウザ設定画面が開く。
 ユーザー名 : root
 パスワード : なし
または
 ユーザー名 : admin
 パスワード : password
 
ファームウェアアップデート画面より、
”openwrt-ar71xx-generic-whr-hp-g300n-squashfs-factory.bin”を指定し、
アップデートを実行する。
 
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インストール完了後、ブラウザで " 192.168.1.1 "で
OpenWrtにログインすることができる。
 
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デフォルトでは、英語のため日本語のインターフェイスに変更する。
[ System ]→[ Software ]→[ Update ]→
[ Available pakages ]⇒ " luci-i18n-japanese " をインストール。
 
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導入手順は以上で完了。